フィロデンドロン 16日目(挿し木2)
あったかくていい天気。鉢上げ日和!
先日残したCは長い気根から側根が伸びてきて、挿し木というより鉢上げという感じ。気根の先端もよく伸びた。
このままもっと根が発達するのを待って植え付けた方がいいかなとも思ったけど、急に寒くなったりして水が冷えちゃうかも? とか、気根が変な形だからこれ以上自由に発達すると植え付けのときに傷めちゃうかも? とか色々考えて、鉢上げすることに。
これ以上こうやってぐるぐる考えたくないということと、この横向きになってる姿が気に入らないのでどうにかしたいというのもある。
見るたびに色々気になってて、もう早く鉢上げして解放されたい。
この長い気根がそのまままるっと収まるようにと思うと、けっこう高さのある鉢じゃないと無理そう。
でも届いたときはウエットティッシュでコンパクトに包まれていたので、多少曲げても平気かな? という気もする。水苔でちょっと小さめに形づくりつつ、透明のビニールに入れて管理してみることにした。根の様子が見えるのを期待。
根が発達してからちゃんと植え付けるときも、ビニールなら切って開けるからいいかな、というのもある。
バーミキュライトにするかとか鉢にするかとかいややっぱりまだ水挿しでとかあれこれ考えて疲れた。もうこれでいく!!
届いたとき
まず水苔を戻す。今までは水やお湯に浸けてしばらく置いていたけど、“ビニール袋に水苔と、その体積の半分くらいの量の水を霧吹きで入れて口を縛り、日なたもしくは温かいところに数分置く”という方法もあるらしく、絞って水分の量を調整するのが難しかったので(蘭の方はすぐカラカラになってしまった)今回はこのやり方でやってみた。
霧吹きのボトルの水の減り方を目安になんとなく水苔の体積の半分くらいを目指してひたすらシュッシュする。
なんとなく空気を入れて、口を縛り日の当たるところに置く。
数分ではあまり変化がなく、場所を変えたりひっくり返したりしてしばらく放置していたら、1時間くらいで中がくもってきた。いい感じでは? このまま更に10分ほど置いてから使う。
ここまでは、やる直前に書いた。
ここからはやってからの記録。
本当は水苔を袋から出して、根に巻いて袋に戻そうと思ってたんだけど、空中だとうまく巻けない…。結局袋の中に根を入れて作業した。
側根をひとつ折っちゃった気がする〜。水苔で包んだあと、袋の上からちょっとギュッとしちゃったけど、気根まるごと折れてたりして…。
なんかあんまりうまくいった気がしない!!
水苔の水分もちょっと多かったかな〜。
安定させつつ水苔の様子が見えるように、ガラスのコップに入れる。
葉っぱにもビニールをかぶせて、水苔の入ったビニールとゆるくつなげてビニタイで軽く留める。密閉挿しを意識して…。取った方がいいかな〜。
う〜〜〜ん。
なんか失敗したような気もするけど、あとは見守るだけなので悩まなくて良くて楽だ。できればビニール越しに根の成長を見せてほしいな〜。
葉のビニールは水苔のビニールと分けるかどうか、様子見て考える。
ビニール越しでも、やっぱりこの葉っぱは縦の方がかっこいいな。
5日前に挿し木にしたうち新芽のあるAは、新芽が少しずつ大きくなっている気がする。
ただ、挿し木にしてから新芽が伸びるのは新芽の成長にエネルギーを使っていて根を張っていないともいえるらしく、心配。芽は後でいい、根を張ってくれ〜。
(17:07追記)再び迷走。
やっぱり普通に水苔で植え付けたみたいにしたほうがよかったかな〜と思い、とりあえずビニール袋の下を切って水が抜けるようにして、デンドロビウムが入っていた鉢にはめた。
鉢からビニールを抜けば中の様子は少し見えるけど、あんまり動かさない方がいいだろうな〜。ビニール意味なかったな…。
見た目はかなり悪いけど、この感じでしばらく様子見よう。水苔でなにかするの難しい〜。